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【読書感想文】その3 The Martian (Andy Weir)<邦題:火星の人(映画オデッセイ原作)>

読書感想文その3。 

The Martian: A Novel

The Martian: A Novel

 

 数年前にtwitterとかでも話題になった映画『オデッセイ』の原作。この前金曜ロードショーでやってたのに録画し忘れて見れなくて悔しかったので、原作だけでも読もうと思って読んでみた。

英語はそこまで難しくないかな。途中で水を作るための化学実験みたいなところをする箇所では少し難しい単語が続くけど、どうせそんな化学実験の話は日本語でされてもわかる気がしないのでOKということで。文系ですしおすし。

流行った時に聞いていた話だと、「マット・デイモンが火星でDASH村をする話」だと思ってたけど、そんなのよりよっぽど難しいことやってますよこの人。ジャガイモ序盤の話だし、それも綿密に「次の火星探査ミッションが来る○○日後までに生き延びるためのカロリーがどれくらい必要で、それを賄うためにはどれだけのジャガイモが必要で」って考えた上で植えてるからね。

話自体はすごくワクワクドキドキさせる話がずっと続くので、夜通し読めてしまう。取り残された宇宙飛行士一人を救うために、とてつもない大金と世界中の協力が成される場面はアメリカ人が好きそうな話、というかハリウッド映画感がある。

冒険活劇を読みたい人にはおすすめ。そしてこれを読んだら多分アポロ13の話も見たくなると思う。